ジャパンメモリアルゴルフクラブの名誉理事長として、日本ゴルフ文化の正統への回帰に情熱を注がれた故越後正一氏。
明治34年滋賀県に生まれ、伊藤忠商事に入社された氏は、伊藤忠商事を今日の日本を代表する総合商社に発展させた功労者。その商才、その人柄は、経済界に留まらず
多くの人々から慕われてきました。
仕事とともに氏は何よりゴルフを愛され、特にジャパンメモリアルゴルフクラブや有馬ロイヤルゴルフクラブ名誉理事長として、その発展に絶大な功績を遺されてきました。
平成3年4月2日、享年89歳で逝去され3回忌を迎えたのを機に、ジャパンメモリアルゴルフクラブでは、故人遺徳を偲び、その理想を末永く受け継いでゆくための拠点として、クラブハウス前の練習グリーン横に胸像を建立。7月25日、佐治敬三理事長、大林功建立委員長、越後きみ子夫人らの手によって、越後氏を偲んで集まった多くの参列者の前で序幕されました。 |